こんにちは。4月に第二子を出産したきりんです。
私は1人目は自然分娩、2人目は無痛分娩を選択しました。
今日は1人目と2人目は異なる産院で出産した立場から感じたことについてお伝えします!
多くの場合、妊娠が判明してから近くの産婦人科を調べるかと思います。(私もそうでした)
実は、妊活中や生理が遅れてる…という時期から考えておいてほしいのが産院選び。
なぜかと言うと、希望するの病院の分娩予約が埋まってしまう可能性があるから!!
地域による違いはあるかと思いますが、私の住む横浜市ではかなり激戦らしいです。
何も知らない第一子妊娠時、家の近くの産婦人科で妊娠判明した後、妊娠8週ごろには予約が埋まってしまう!と言われました。
結果まだ里帰りするかどうか悩んでた時期でしたが、とりあえず押さえておかねば!と慌てて妊娠7週のときに予約しました。(結果として予約した産院にて出産しました)
産院の選び方・産院による違い
里帰りするかどうか
まず検討するのは、どこで産むかということ。
病院によってはその産院で分娩予定の方のみ妊婦健診を受け入れている病院もあります。また、分娩施設はなくても里帰り予定の方の妊婦健診を受け入れている産婦人科などもあります。
里帰りを希望する場合は、里帰りまで妊婦健診を受ける病院、里帰り先の病院の2つを検討する必要があります。事前に希望する産院での受診が必要な場合も多いため、両方の情報を収集しておきましょう!
私は1人目も2人目も里帰りしない選択をしました。
理由としては、実家が遠く、産前産後に夫が気軽に会いに来れる距離ではないことが1番の理由です。貴重な新生児期を夫と一緒に過ごして親として成長していきたい!という気持ちが強くありました。
1人目の時は初めての妊娠出産で不安も強く、里帰りした方がよかったかな・・と思うこともありましたが、出産後は「里帰りしなくてよかった!」と感じました。
そのため、2人目は迷うことなく里帰りしない出産を選びました。1人目も2人目も実母に手伝いに来てもらいました。(里帰りしない出産についてはまた投稿します!)
私の実家は飛行機を利用しないと帰れない場所なのですが、もし毎週末くらいの頻度で電車や車で帰れる距離だったら里帰りを選択していたかなと思います。
ただ、出産前に自宅の片付けや出産準備がギリギリまでできたことは良かったなと思っています。特に仕事をしている場合、里帰りだと産休入って早々に帰らなければならないですし、実家に帰ってしまうとできることも限られてしまいますからね。出産前に夫婦2人でご飯を食べに行ったり、赤ちゃんグッズの買い物に行く時間も今となってはいい時間だったと感じています。
分娩方法について
大きくは自然分娩、無痛分娩の二択かと思いますが、自然分娩の中でも水中出産をしたい!とかフリースタイル分娩をしたい!とか希望があるようであれば、受け入れ先がかなり絞られてきます。
特に1人目の場合はなかなか出産のイメージがしにくく、「どんな出産をしたいか?」なんて言われても「わかりません!」という感じかと思います。悩んだときは妊娠経過が進んでからどちらも選択できる可能性を残しておくのも1つかと思います。(基本的に無痛ができる病院は自然もできます)
私は1人目のときは先述の通り、ただ家の近くというだけで産婦人科を受診し、そのままそこで分娩予約し出産しましたが、そもそも無痛分娩はやっていない病院だったため選択の余地はありませんでした。出産が近づくにつれて出産への恐怖から何度も無痛分娩が脳によぎりましたが、自然分娩で挑むしかない状態でした。。
また、無痛分娩を希望する場合、病院の中でも、計画無痛分娩しか受け入れていない病院、24時間対応している病院、自然から無痛への途中切り替えも可能な病院などもあり、そのあたりも検討材料かと思います。
無痛分娩のデメリットとしては、やはり麻酔によるリスクがあるということ、そして費用面はかなり高くなります。もともとの病院による費用差もありますが、2人目の病院は20万以上高かったです。
ただ、出産した今は、”1人目を自然、2人目を無痛、両方経験できて良かった”と思っています。そして、自然分娩を経験したからこそ、無痛分娩は痛みのないお産ってこんなにも違うのか!という感動体験でした。これは、自然分娩を経験したからこそわかる違いでした。
2人とも無痛で産んでいる友達に言っても「無痛いいよね!」くらいで全く共感してもらえませんでした・・(笑)
また、1人目を無痛にして2人目は自然にしようという逆の発想にはなりにくいと思います。そして、私がもし3人目を妊娠した場合は間違いなく無痛にすると思います!
とりあえず自然分娩を経験したい方は1人目をおすすめします(笑)
産院の規模について
病院によって、総合病院の産婦人科、単科の産婦人科、助産院、、など病院の規模が異なります。
出産に際して何らかのリスクありの場合は総合病院が安心かと思います。産後赤ちゃんに何かあった場合、すぐに対応してもらえるのはNICU併設の病院などですね。
もちろん単科の産婦人科や助産院であっても提携先がありますので、必要時搬送して対応いただくことになります。出産前にリスクありと判断された場合は転院になる場合もありますので、心配な場合は事前に確認しておくと良いと思います。
私は1人目も2人目も単科の産婦人科で出産しました。
私は持病があったため事前に受け入れが可能か確認しました。規模の小さい産院はもともと受け入れ条件がある場合があります。妊娠中に持病の悪化があれば他院紹介の可能性もあると伝えられた上で、結果として体調も安定して過ごせたため転院することなく出産できました!
自宅から産院までの距離
妊婦検診から出産まで10回以上通院することになるため、通いやすさは大事なポイントです。また陣痛が始まったとき、どのくらいの時間で病院に到着できるかどうか?は事前に確認しておく必要があります。
我が家は車なしなので、陣痛タクシーを事前に調べておき、実際に使用しました!ただ陣痛中のタクシー移動は結構つらかったです…1人目は30分ほど、2人目は15分ほどの距離でしたが、近いに越したことはないなと言う感じです。
診療時間、予約の取りやすさ
基本的にwebで予約や日程変更が可能なところが便利だと思います。働いている場合は、急な予定変更、夕方や土日での診療が可能かも大事なポイントです。
1人目の病院は土日も診療をしていて、土日休みの夫と一緒に受診できたのが良かったです。
2人目妊娠の際に、1人目の病院も検討してましたが人気で予約がかなり取りにくくなっている、予約しても1時間以上待つ、というママ友からの情報がありました。実際に初診の際にwebで予約状況を確認してみると、2週間以上先まで空きがなく急な予定変更などもしにくい印象を持ちました。
2人目の病院では、医師が2名体制だったためもともとの予約枠が多く、土曜診療含め希望の日時で予約が取りやすく、仕事の予定に応じて変更もしやすかった点が良かったです。
病院の方針
1人目と2人目で違う病院で産みましたが、病院によってこんなに対応が違うのか!と1番感じた点です。
1人目の病院はとにかく「自然分娩」「母乳育児」「母子同室」推しでした。
母乳育児推進しているためか、妊娠中から乳頭マッサージの指導などもありました。出産後なかなか授乳がうまくいかなかったのですが、入院中授乳指導を何回も行っていただき、産後もよっぽどのことがない限りミルクを足すという感じではありませんでした。
自然分娩でしたが、出産が長引いて微弱陣痛になっていたのですが、促進剤を使うこともかなり慎重になっていました。私は特に抵抗なかったので使ってもらいましたが、助産師さんは「使っていいの?」という感じでした。また、出産後すぐから24時間母子同室で、入院中シャワーの時以外は同室でした。むしろそれが当たり前で預かって欲しいと言いにくい雰囲気でした。
1人目ということもあり、これが普通なのかと思っていましたが、2人目の病院を経験して、今思えばとてもスパルタだったと感じています(笑)
2人目の病院はいい意味でゆるく、今時な病院?という感じでした。
無痛分娩もやっていますので、促進剤ももちろん使いますし、「痛みのないお産」のために尽くしてくれる感じでした。母子同室は出産翌日からだったため、出産当日は1人でゆっくりと身体を休めることができましたし、夜も「今日はどうする?預かる?」という感じで希望に合わせて対応していただきました。
ただし、24時間母子同室でない分、預かってもらっている間はミルク対応で、最初からどんどんミルクを上げていたのでびっくりしました。2人目ということもあり、授乳指導も1回さらっと見て終わりでした。(もちろん聞けば丁寧に教えてくれます)
1人目・2人目という立場による違いもあると思いますが、1人目の時にしっかり指導を受けていたので、それが2人目にも活かされていると感じています。1人目の病院では母乳外来もあり、産後も何度かお世話になりました。病院での指導のおかげで母乳育児がスムーズにいったと思っています。特に母乳で育てたい!という思いがある方は母乳育児を推進している病院を選択すると良いと思います。
ただ2人目になると「混合でミルクも飲めるようにしておきたい」「入院中に休んでおきたい」という気持ちも出てくることも。病院によってメリット・デメリットがあるなと感じました。
ちなみに、1人目は完全母乳でしたが、2人目は最初は病院の方針もあり混合でした。しかし、私はもともと母乳がよく出るタイプだったことや毎回のミルクの準備や消毒が面倒に感じたこともあり完全母乳に切り替えました。
個室かどうか、入院中のサービス
1人目も2人目も全室個室の病院でしたが、選択できるのであれば個室をおすすめします!
大部屋だとお互い様とは言え、やはり陣痛中の声や産後赤ちゃんの泣き声など色々と気を遣ってしまいます。
総合病院だと個室は追加料金がかかる場合が多いです。私の出産した単科の個人病院では1人目も2人目の病院も個室仕様でした。
そのほか、優先順位は高くありませんが入院中の食事内容やサービスが充実しているのも嬉しいポイントです。出産祝いのコース料理が出たり、アロママッサージのサービスがあったりしました。特に食事に力を入れている病院は毎回の食事が楽しみでした♪
院内教室の有無
1人目の病院では、妊娠中には両親教室やマタニティヨガ、出産後にも産後エクササイズなどの院内教室が充実していました!
特に出産後は1人目ということもありお出かけの練習先として重宝しました。ほぼ同時期に出産したママたちとの交流や、身体を動かすことでリフレッシュにもなり、毎週のように通っていました。産後こういった院内教室に通えるのは、里帰りしない出産のメリットでもあると感じました!
2人目の病院では、院内教室は特にありませんでした。以前は両親教室などはあったようですが、コロナ禍ということもあり中止となっていました。
1人目のときは院内教室の有無は特に重視していなかったのですが、通ってみると思った以上に楽しかったので院内教室のために1人目の病院にしようかと悩んだほどです。(現在はコロナ禍で中止になっていました)
長々と書いてしましましたが産院選びについて参考になると嬉しいです!
全て希望通りの病院が近くに見つかると良いですが、難しい場合もあるかと思います。自分が何を一番優先したいかを考えて、ご家族とも相談して納得のいく産院選びができると良いなと思います!
どの病院にもメリットデメリットはありますので、一番は”信頼できる病院で安心安全に出産ができること”かと私は思います!
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